以前はフェルナンドサントスのスカッドの組み方を紹介させていただきましたが、今回はフェルナンドサントスでどのように戦ったらいいのかを解説していきたいと思います。
・サントスの攻め方がわからない
・サントスの守り方がわからない
・急に戦い方がわからず勝てなくなってしまった
こんな方々におすすめの記事ですので、当てはまる人はぜひチェックしてください。

フェルナンド・サントスの攻め方
まずは攻め方について解説していきます。ポイントは2つです。
①カウンターを狙う
②ワンツー・三角形を意識する
これらについて細かく解説させていただきます。
①カウンターを狙う
フェルナンド・サントスの持ち味はカウンターです。カウンターの時に2トップが残っていてくれることが多いので、そこの2人で攻めに転じていけます。
まずはしっかり守って・・・

カウンターで攻めに転じます。

ここで、カウンター時の注意点をお伝えします。
前に前にいくことを意識すぎてパスが雑になるので、落ち着いて横や後ろにパスをする。
これ、非常に重要な点です。カウンターを狙おう狙おうとしすぎて前に前にいきすぎてしまう人がいます。最初は前の選手にパスを出しても良いですが、 そこから前にドリブルやスルーパスをすると読みやすのでカットされがちです。
落ち着いてボールをキープしつつ、CMFやOMFの上がりを待つなどして攻めてみてください。
と思う人もいるかもしれませんが、カウンターにも十分時間はあるので落ち着くことが大切です。前に前にと焦らずにカウンターをするようにすればきっと選択肢も広がるはずです。
②ワンツー・三角形を意識する
まずは『ワンツー』についてですが意識するのはCF、OMF、CMF、DMFでのパス回しの際です。画像で説明していきます。

例えばこのように「CMF①」から「OMF」に出しますよね。そうすると「相手」は次にパスを意識するのはどこだと思いますか。
「相手」の目線がいきやすいのは逆サイドです。この場合で言うと「CF②」や「CMF②」ですね。逆サイドの方が空いていると予想して結構の人が逆サイドを意識します。

そこで「CMF①」に戻すと「CF①」側が空いてきます。「CMF①」でそのままドリブルしてもよし「CF①」にパスするのも良しです。

1つ念のためお伝えしておきますが、逆サイドにパスを出すこともありますし、相手の状況にも変わってきます。ただ、このワンツーを意識することで「相手が惑わされる」と言うことが重要なんです。
ワンツーを使いながら相手の動きをみてください。空いてるスペースがわかってくるはずです。「右サイドから攻めている時は右サイドに戻すことを意識する。」「左サイドから攻めている時は左サイドに戻すことを意識する。」これを実践してみてください。結構パスが通りやすくなりスペースも生まれてくると思います。
サントス使っている方々は(他の監督でもそうですが)ワンツーが結構できていない人が多いです。パスを出した人に戻す。これを意識すれば戦い方も変わってきます!

次に『三角形』について。
この写真のように「CF×OMF」「CF×OMF×CMF」「OMF×CMF×DMF」の三角形を意識してパス回しをするようにしてください。

ここで気をつけて置くことは「ワンタッチパス」と「ワンツーパス」です。できるだけワンタッチパスで回すようにして、時にはワンツーパスを織り交ぜるようにしてください。ワンタッチでパスを出していると相手はコースを読んでいても取れないです。また、ずっと三角形でパスをしていると読まれてしまいますのでワンツーを時折混ぜると相手が読めなくなります。
このようにワンツーパスと三角形を意識することでだいぶ攻めがよくなってくると思います。
フェルナンド・サントスの攻め方まとめ
①カウンターを狙う。
・守りの際もチャンス!しっかりと守ってカウンターを狙うことが大事。
・ボールを奪った際に前に前に行き過ぎには注意。落ち着いて他の選手の上がりを待とう。
②ワンツー・三角形を意識する。
・パスを出したあとは「逆サイド」ではなく「同じ選手」にパスを出してスペースを見つけよう。
・「CF×OMF」「CF×OMF×CMF」「OMF×CMF×DMF」での三角形のパス回しをする。
・ワンタッチパスとワンツーパスを組み合わせる。
フェルナンド・サントスの守り方
攻め方がわかったら次は守り方についてです。ポイントは二つです。
①同時プレスの使い方
②パスコースを読む
こちらも詳しく解説していきますね。
①同時プレスの使い方
こちらは別記事の「守り方のコツ」でも紹介させていただいております。

大事なところを要約すると、同時プレスは「ずっと使い続けてはいけない」と「なるべく中盤より前の選手で同時プレスをする」がポイントです。
ずっと使い続けてしまうとスペースが結構空いてしまいます。パス回しが上手い人なら何事もなかったかのようにどんどんパスを回してかわしてきます。
また同時プレスはDFの選手ですることはなるべく控えた方がいいです。DFより後ろはGKしかいないため、同時プレスをしてそこのスペースにパスを出されたら簡単に点を取られてしまいます。
このような点から、同時プレスについては「ずっと使い続けてはいけない」と「なるべく中盤より前の選手で同時プレスをする」が重要なポイントです。
②パスコースを読む
先ほどは同時プレスの説明をさせていただきました。それとあわせて重要なのがパスコースを読むことです。
私は基本的にパスコースを中盤の選手または前線の選手で読みながら、同時プレスを使っています。同時プレスでも説明したようにDFの選手を動かしてしまうと相手の有利な方に働いてしまうためです。
下記は前線の選手にカーソルをあわせてパスコースを読みながら中盤の選手で同時プレスをかける例です。

このようにディフェンスをすれば、しっかりディフェンスラインは整っているので守備が安定しますし、相手のパスコースが狭まります。
「よく裏を取られてしまう」と言う人は「相手のパスをカットする!」と言う意識ではなくカーソルをあわせている選手を、自分のゴール前までとにかく走らせてください。そうすると自然と裏抜けを防止することができます。ただむやみやたらに走らせるのもいいですが、裏抜けしそうなところに走らせておくと自然とカットできるので守りの時はパスが来そうなところを予想しておいてください。
フェルナンド・サントスの守り方まとめ
①同時プレスの使い方
・同時プレスはずっと使い続けない。
・なるべく中盤より前の選手で同時プレスをするようにする。
②パスコースを読む
・こちらも中盤より前の選手でパスコースを読むようにする。
・裏抜けをよくされる人はカーソルをあわせている選手を自陣ゴールまでとにかく走らせよう。
フェルナンド・サントスの戦い方について最後に
今回はフェルナンドサントスの戦い方について解説をさせていただきました。細かいところはいろいろあるかと思いますが、この戦い方を意識するだけでだいぶ戦い方が変わってくると思います。
サントスを使ったことない人は初めてサントスを使うときの参考にしていただき、サントス使ってるけど戦い方がわからなくなったと言う人もぜひ参考にしていただけたらと思います。

